感染のリスクを減らす。家族がウイルス感染者になった場合の隔離方法

家族が新型コロナウイルスやその他感染症、もしくは濃厚接触者になった場合の対処法として下記の方法が推奨されています。

・看病する人を一人にする。

・マスクの着用

・取っ手、ノブの消毒

・部屋を分けて隔離する


これらに加えて、「家の中の空気の流れ」という観点からリスクを減らす方法を考えてみました。


感染者がいる部屋は空気の流れの下流になるように

家の中にウイルスを溜めないためには、感染者に触れた空気を早く家の外に出す必要があります。

空気の出入り口としては窓や換気扇、吸気口などがあります。

吸気口は空気の取り入れ口、換気扇は主に空気を外に出す役割を果たします。

 そのため吸気口がある付近に感染者がいると家にウイルスをまき散らしてしまう可能性があります。それを防ぐために、感染者が吸気口がある部屋にいることは避けましょう。それも難しい場合は、吸気口を閉じるなどをして、家の中にウイルスを含んだ空気が流れ込んでしまうのを防ぎましょう。



窓と扇風機があれば空気を外に出すことができる


ウイルスを含んだ空気を家に溜めないために有効なのが、感染者がいる部屋の窓の付近に、外に向かって風が吹くように扇風機を置くことです。簡易的な換気扇の役割を果たし、ウイルスを含んだ空気を窓の外に出してくれます。電気代がもったいないと感じられるかもしれませんが、換気扇を新たに設置するよりは格段にコストが安い方法です。

部屋を分けられない場合でも考え方は同じです。窓の付近に感染者がいられる場所を作り、その窓に外に向かって風が吹くように扇風機を設置します。

 こうすることでウイルスを含んだ空気をいち早く家の外に出すことができます。

 家族が新型コロナウイルスやその他感染症、もしくは濃厚接触者になってしまった場合、当然ながら入院もしくは別居が隔離方法としては有効です。ただしそうもいかないのが現状だと思われます。

 どのような場合でも可能な限り感染者が部屋の空気の流れの下流になるように工夫してみてください。

少しでも感染リスクを下げる方法として今回の記事を書かせていただきました。



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